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  • 執筆者の写真KANAZAWAyuuki

大人の雪遊びだ!ノース・スノーランドin千歳

更新日:4月2日

新千歳空港から約20分。期間中は空港からバスも。

気軽に雪遊びをしに行ったら、結構スリリングな半日に。


 ちょっと雪を触って、チューブ滑り1回くらいしたいなー…などと緩い考えでノース・スノーランドin千歳へ。行ってみたら、めちゃ人が楽しそうに遊んでいる!

 小さな子どもたちはスノーウエアに身を包み、転がるように雪と戯れている。ううう、大人だけどあれがやりたい!雪の上コロコロしたい!!

 ぐぐぐ、と気持ちを抑えて、まずは受付へ。


 入場料300円さえ払えば、雪遊びはできる(チューブ滑りと雪体験)。5歳以下の子供はなんと、無料!気軽にちょっとだけ楽しむつもりでわたしも来たわけだが…ちょっと待って。なんと「遊び放題」チケットがあるではないか!


 もちろんお支払い料金は高くなるけど、さっき見たスノーラフティングとかやってみたいな…。とちょっとでも思ってしまったら、絶対に「遊び放題」4500円にすべし。ひとつひとつオプション参加よりは、かなりの割安。

 さぁ、腕に「遊び放題」の腕章を掲げて、いざ!雪の世界へ!


 ちょっとその前にごめん。腹が減った。

 どうしてわたしはお昼を目掛けてここに来たのか?すぐにでも雪遊びしたいのに!と自分の計画性のなさにため息がでるが、腹が減っては雪には挑めない。館内のレストランに行く。


 メニューを覗くと思っていた以上に、バラエティーに富んだラインナップ。

 こういうところのレストランって、正直はずれが多いけど、これがねー、予想以上においしくてびっくりする。さすが有名なゴルフ場だけあるぜ!!

 頼んだのは天ぷらそば800円。エビはしっかり大きいし、春菊の天ぷらがまた最高。んまんま♪と堪能し、ようやく雪遊びに出発だ!



 まずは緩く、子どもたちが楽しんでいる「チューブ滑り」とかやりましょうかね。

 スタッフの方に大きなチューブを渡され、それを引っ張って上へあがる。上にはスタッフの方もいて、乗るのを手伝ってくれるので安心。

 チューブを押さえてもらって、その間に足をぽいっと外にだしたまま、真ん中にすぽん!と座る。スタッフの方が「では行きますねー」とチューブを押してくれた。


 ひょえぇえええええええええええええ―――――――――――――――。

 思ったより、スリル満点!

 後ろ向きで滑っていくから、どこに向かっているのかさっぱりわからない。

 下に静かに到着すると、外国人の子どもにじいっと見つめられ「大人もするんだね」とでも言いたげな眼。

 いいじゃゃないか!!大人だって雪遊びしたいんだい!

 チューブ滑り、したかったんだい!



 子どもの視線をよそに、もう一度チューブを引いて上へ。

 もうわたしって経験者だからね、スタッフの方に「足は外に出してください」って言われないからね。自分で真ん中にスポンと座れるからね!

 堂々と経験者らしい威厳をかもしだし、チューブの真ん中に座る。スタッフの方が近づいてきて「前向きで大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。

 「え??前向きだと危ないんですか?」


 だからさっき後ろ向きで滑らされたのか、と思い返していると

「あ、別にそういうわけでもないです♪」とそのまま押し出してくれた。


 ひええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ。


 前向きだと、行く方向が見えているから、斜面の角度が視線に入って「怖い」。そうか、安全性に前後の向きは関係ないけど、前向きのほうがスリリングなのね…と知る。

 何事も経験だ。


 チューブ滑りに満足したわたしは、次に向かう。

 なんと言っても「遊び放題」にしたから、アレもコレもできちゃうのだ。実はホームページの写真に載っていた「スノーモービル」に乗ってみたかった。ここでの乗り物は、ミニサイズのスノーモービルだけど、わくわく。雪の中を歩かなくていいなんて、素晴らしいことこの上ない!


 操作は簡単。右手のグリップ部分にアクセルのボタンが付いているだけ。それを押すと前進する。ブレーキもあるけど、ほぼ使わない。アクセルボタンを緩めれば、あっという間にスピードダウンするので安全だ。

 ドゥルルル…と気持ちよい音を立てて、ミニスノーモービルは走る。


 へいへい、雪で遭難してる奴はいないか?助けに行くぜ!オレが!


 などと最初はスキー場の監視員気分で走らせていたが、そのうちアクセルボタンを押す右手の指が疲れてきた。ぐぐぐ…でも緩めると、止まってしまうので、頑張るしかない。

 ああ、わたしってやっぱりか弱い女子だったのね…とウキウキしながら、今度は4輪バギーにチャレンジ。

 

 さっきのモービルと運転に大きな差はない。でも4輪あるから、安定感も抜群。しかもタイヤだからこそ、やたら格好よく見えてくるから不思議だ。

 1周70メートルのコースを4周。


 雪野原をバギーで走る楽しさ!へい、オレのハンドルさばきを見てごらん!などとまた

1人悦に入る…

 でもね、降りてから気が付いた。

 これ、思ってたよりもわたし苦手かもしれん。


 クルマの運転は大好きだから、こういう運転モノも得意で好きだろうと、自分で思っていたのに、何か怖い。

 と、ふと考えて、わかった!

 自転車が苦手だから(乗れないことはないが、師範格の苦手級)、この2輪風の運転が若干思ったようにできず、怖いのだ。


 …ちぇ。人に運転してもらおう、と今度は「スノーラフティング」へ。

 大きなスノーモービルを颯爽と運転するお兄様の後ろに、ラフティングのボートがつながっている。こりゃいいや、座ってるだけだもんね。


 颯爽と乗り込むと(乗り込むことには慣れた)、雪焼けしたお兄さんが、ブインブインと引っ張って行ってくれる。へい楽勝だぜい。風を切って気持ちいいぜい。 

 などと思っていたら、あの兄さん、

 右へ左へとボートを操り、コブを使ってジャンプし、

遠心力でぶっ飛ばし、

雪の山ぎりぎりラインでボートを滑らせる。



 ひええええいいいいいいいい。ギャ―――――――。 

 お、大人だってね、怖いときは叫ぶのよ。雪のコブからのジャンプは、思いのほか腰にくる。ああ、わたしもいい大人なんだな、とやや悲しくなるも、このスノーラフティングには2回チャレンジした。

 やっぱり人が運転してくれるほうが、わたしには向いている(他力本願)。


 そして最後に、どうしてもやりたいものがあった。2019年だけ登場した「ジップライン」

 これは「遊び放題」には入ってないんだけど、どうしてもやりたかったので別料金をお支払い。ハーネスを付けてもらい、高台からジャ――――――っと降りてゆく。

 き、気持ちいいいいいいい!!


 雪原の真ん中を、みんなが遊んでいる様子を上から眺めながらの滑走。

 大人のブランコみたいだ。

 あっという間に到着してしまうけど、これは楽しい!一番好き。



 そんな大人の雪遊び、久しぶりに体を動かしたよ…へとへとになって、センターハウスへ戻る。暖かい飲み物を買って、休憩。スナック類も売っていて、小腹がすいたら補給もできる。ここでようやく気が付く。

「あ!乗馬体験してない!」

 

 センターハウスを中心に、ここでは雪遊びのエリアと雪上乗馬に分かれているのだ。

 ちょっと体力が復活したので、張り切って乗馬のほうへ行く。


 ああ。お馬さんこんにちは。

 わたしよりも大きいのに、どうしてこんなにかわいく感じるんだろうね。

 スタッフのお姉さんに教えてもらい、お馬のカレンちゃんに乗せてもらう。

 

 お姉さんが馬を引いてくれるから、安心して身をゆだねて周りを見渡す。先ほどの雪遊びエリアとは全く違い、向こうのほうまでずうっと雪原が広がっている。遊び疲れたあとに、すうっと癒しモードになる。あああ、気持ちがいい。


 あ、真っ白な雪の上に、お馬さんの、んこが落ちてる…。


 子どもたちの歓声も、何もない静かな空間での乗馬。


 アクティブな時間から、癒される時間を過ごし、今日の雪遊びは終了。これ雪上乗馬は、雪遊びとはまったく別の価値。楽しかった!


 たっぷり大人の雪遊びを楽しんで、滞在時間はおよそ3時間半。

 ちょっぴり雪遊びなら1時間程度でも十分かもしれない。新千歳空港からまず寄って楽しむか、帰りの日に最後に寄るのがおすすめ。バスも出てるし、ウエアの貸し出しもあるよ(基本的に暖かい恰好であればOK)。


雪遊びって、こんなに楽しかったっけ?

と疲労困憊になりながら、

「ああビール飲みたい」と思うオトナのわたしなのでした。


2020年の新しいアクティビティは

歩くスキーと、スノーフォトツアー

雪景色の大自然の中、スタッフおススメのポイントで写真を撮ることができます。

運が良ければ鹿の写真が撮れるかも!

ノース・スノーランドin千歳

営業期間:2019年12月27日(金)~2020年3月5日(木)予定 営業時間:9:00~16:00(15:30受付終了)


ここから「遊び放題」のチケット予約もできるよ。


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