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ふらのバスが2019年冬に初めて走らせた!富良野・美瑛を巡る贅沢バス。

最終更新: 4月5日

白い世界を走るのがたまらない。

あの青い池が凍るとどうなるか、君は知っているか!!

*その1

寒い…というか、朝早い…。いつも朝寝の大好きなわたしが早起きをして、乗るバス。それがふらのバスが運行する「観光周遊バスふらの号 フラヌイ雪物語コース」だ!うう…名前が長い!でも、この名の通り「雪物語」が楽しめるバス。


 悪いけど、雪道をわたしは運転しない。

 運転はプロに任せて、暖かい車内から景色を眺めて移動するのがスキ。

 道中にアルコールも飲めるしね!

 

 白い雪景色の中で、それと同じ色をしたバスに乗る。朝の曇った窓ガラスを指でこすると、ひんやりとした。外を見ると、緩く上下する畑の上に、こんもりと雪がかぶった雄大な景色が広がっている。

 写真なんかでみたことある、あのカラフルな丘のイメージから、急に大人になった景色。まるで絵本の中の真っ白な雪原に、驚くほど感動する。その白い雪の上に、ちょうどバスの影が重なって、それがめちゃかわいい!お天気よくてよかった!

この季節の富良野に来るのは初めてで、ワクワクしすぎて…今朝は寝坊した。

 バスにはぎりぎり間に合ったけど。ホテルでの朝食は、超!スピードだった。完食したけどど。それはまた別の話…。

 富良野駅を出てからおよそ40分。「道の駅びえい 白金ビルケ」に到着。

 ここまでの道のりの景色が、一番感動した。ぼけっとしてないで、車窓を楽しむべし。途中でガイドさんが丁寧に説明してくれるのがうれしい。こういう観光バスらしさも、旅の楽しみだ。


 さて。雪こんもりの道の駅。お土産も多く売っているから楽しみにしていたけど、今回はトイレ休憩10分! 買い物もいいけど、トイレが優先。どうやら後でもう1回ここには寄るそうなので、先を急ぐことにする。


 それにしても、ずいぶん積もっているよなぁ、と改めて思う。私自身も雪国育ちなんだけど、やっぱり北海道の雪はスケールが違う。

屋根の上には生クリームのようにぽってりとした雪が、今にも落ちそうに乗っている。

これがまた落ちないんだなー。不思議と。


 まず目指すはあの「青い池」。

 バスを降りて雪道を歩くと、写真でよく見る景色が見えてきた。

 あれ?青くない!

 池も全部雪で真っ白じゃ――ん!!


 「青い池」だけに「青色」を想像してしまった。

 でも、冬だもん。凍るよね。そりゃそうだ。

 とはいえ、樹々の上に積もる雪と、その下に広がる白い雪の池は、この時期ならではの神秘的な空間。

 上からぱらりと降る雪が、またその景色に白い絵の具を落としているようで、つい上を見上げて静かな気持ちになる。……うむ…神々しいけど、


そろそろ本気で寒い。

これ以上いたら自分まで雪をかぶった

カラマツの樹になりそう。


 それでも、ガイドさんに教えてもらった「奥まで行くと、川があるので、ぜひそこまで!」という言葉に素直に従う。


 トコトコ白樺の樹々の中を少し歩くと、大きな川が見えてきた。

 うわ。なんか青い!なんだかね、微妙に青いのよ。

 だから青い池になるのか、と納得する。ただし、勘違いしないでいただきたい。あの夏の「青さ」をイメージしてはいけません。

あくまで、「寒くて顔色悪い人」程度に青いです。


 来た道を戻っていると、電話が鳴った。

 慌てて手袋を外し電話に出る。どこにいるんですか?と聞かれ

「白い池です!」と答える。


 いや「青い池だ」。

 許せ、冬の青い池よ。


バス旅はまだ続きます。その2に続く

※このエッセイは、フラヌイ雪物語コースのパンフレットに掲載されている

 旅エッセイの完全版です。

※どんなバスコースなのか?はこちらから詳細が見られます。


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